菌根イチゴ苗
メリクロン苗を菌根イチゴにすることに成功した
無農薬栽培が可能である!
木材腐朽菌産生の抗菌ペプチドによる無農薬栽培のイチゴ。
四季成りイチゴ。 薬剤散布ゼロに近く出来る。
夏に負けない。病害菌に勝つ!
「菌根イチゴ」。 9月1日写真。
コチョウランも・・・全部メリクローン。
株腐敗病で・・・現在は鉢で処分する・・・鉢栽培。
5,6,7年栽培する「切り花栽培」は壊滅。
農薬では病気を防止できない!
新しい苗を導入することで経営を継続。
バナナの単一遺伝子のクローンで・・
産地が壊滅・・・・イチゴの萎黄病と同じフザリュウム菌の猛攻。
メリクローンの怖さ・・・。
イチゴのメリクローンもバナナと同じである。
イチゴでは「メリクロン苗」と呼んでいる。
1960年。
フランスのモレル博士が、ランのウイルスフリー苗作りに成功。
メリステムとクローをから「メリクロン」のという合成語である。
懐かしい・・・。
日本再生循環緑化研究所 宇井 清太がランのメリクロンに成功したのが昭和43年。
日本のメリクロンを最初に成功した一人である。
同じころ、イチゴのメリクロン苗の「ミヨシ」さんが、ランのメリクロンは・・・宇井 清太などに任せて・・、
ミヨシさんは、カスミソウ、イチゴのメリクロン生産に着手した。
そういうことで、日本における「メリクロン」の歴史は、おそらく・・・宇井 清太が最も知っていると思っている。
あれから約50年近くたった現在、多くの植物で「ウイルスフリー苗」が栽培現場で栽植されている。
モレル博士の・・・先見性が・・・農業分野に大きな足跡を残している。
ランという植物は、常に園芸の最先端を走ってきた。
「無菌播種法」「メリクロン」「炭酸ガス施肥」「培養土」・・・・・。
ラン業界から転用されたものがおおい。
宇井 清太は、ランのメリクロンを昭和53年に止め、それ以後は5000坪のお温室でランの品種改良を行って、
これまで12000品種作出したが、一本も販売しないで保存している。
これをメリクロンする計画はない・・・
メリクロンは・・・所詮「コピー」技術だからである。
メリクロンの功罪を誰より知っているのが宇井 清太である。
イチゴ苗の場合は・・・「功」であるから・・・ミヨシさんは、非常に先見があったということである。
今、イチゴ栽培から「メリクロン」は削除されないまでに定着している。
ミヨシさんの40年以上にわたる実績の精華である。
メリクロンが危険なこともある
宇井 清太も恐れていたことがある。
それが・・・バナナで現れた。
「新パナマ病」である。
バナナは三倍体植物だから種子繁殖できない!
一つの個体から株分けで増殖する。
つまり、フラスコで行うか、畑で行うかの違いである。
同じ遺伝子の株が・・・・膨大な面積に植えられた・・・バナナ。
この遺伝子を侵略するフザリュウム菌が生まれ・・・・フィリピンのミンダナオ島のバナナは壊滅。
クローンには、このような「盲点」が潜んでいる。
イチゴではどうか????
同じことが言える。
萎黄病、炭疽病に弱い品種。
これをクローンで大量に増殖して、何処でも栽培すれば・・・・
イチゴ生産地は、何処も病害菌に汚染される!
イチゴは、草丈の小さな植物だから、土壌殺菌を太陽光などで行える。
若し、バナナのように大きい植物だったら・・・・日本のイチゴ栽培は壊滅的になっていたかもしれない!
クローン苗は、無菌状態でつくられる!
無菌状態ということは、自然界では存在しない空間である。
無菌の苗は・・・病害菌の「拮抗菌」「エンドファイト」が生息していない苗である。
ウイルスを除去すると同時に・・・「エンドファイト」も除去している。
近年まで「エンドファイト」の存在が解らなかった。
「無菌苗」が・・・究極の「健康、健全苗」であるという・・・認識である。
しかし、無菌ということは「免疫システム」の無い苗でもあった。
この「体内防御システム」の削除された苗を植えれば・・・どうなるか。
短期間に萎黄病、炭疽病などの病害菌に侵される!
こういうことが起こる。
自生地の野生イチゴでは・・・こういうことが起こらない!
枯れ落ち葉に生息する木材腐朽菌の菌ネットワークの中で生き続けているからである。
土壌も病害菌が繁殖できないような生態系になっているが、
体内も「体内防御システム」が構築されているからである。
これが、地球という星が40億年かけて構築した生物生態系の地表である。
農業は、この地表を破壊した。
木材腐朽菌が主役の、支配する地表を破壊し、多収穫を求めて多量の窒素を投入した。
バナナは「新パナナ病」が・・・発生するような・・・クローン株を植え、
多量の窒素を投入した。
フザリュウム菌から見れば、こんなオイシイことは・・・無い。
フザリュウム菌が地球に生まれて・・・はじめての千載一隅のチャンスだった。
人間の科学は・・・フザリュウム菌に敗れた。
解決できる技術は見つかっていない!
植物進化は、こういうことを想定して多様化してきた。
このことと、単一個体の「クローン化」は、この進化の理念を削除したもの。
非常に進化した科学技術のようであるが・・・バナナ問題は、
クローンの危険を露呈した。
メリクロンという技術は、ウイルス保有株から無菌の個体を再生る技術である。
モレル博士の当初の発明理念は、貴重な株はウイルスにかかると、
焼却処分しなければならない!
これを無菌に再生するものであった。
しかし、現在は室内で苗を大量に増殖する技術になっている。
このメリクロンを有効にするには、病気では「耐病性品種」の育成である。
バナナでは見事に成功したが、この耐病性遺伝子を侵略する「耐性菌」が生まれたことで、
品種改良を無にした。
イチゴでは、萎黄病、炭疽病菌に対しての耐病性品種は作出されていない。
少し・・・強い・・・程度の品種である。
こういう品種をメリクロンすると・・・バナナと同じようになる。
何処の畑で・・・突然耐性菌・・・が生まれているかわからない。
農薬が効かない萎黄病、炭疽病菌が・・・バナナのように生まれたとき。
深刻な問題が起こる・・・。
メリクロンはウイルスに有効であるが、萎黄病、炭疽病には意味のない技術だからである。
逆に・・・作用する場合もある。
イチゴが、毎年、新しくメリクロン苗を買う必要があるのは、それだけ病害菌汚染の速度が早いこと。
イチゴ栽培は・・・綱渡りのような栽培である。
そういうことで、日本再生循環緑化研究所の特許、木材腐朽菌。
この菌はフザリュウム菌にたして「拮抗」するから・・・
「イチゴ満作 Kiwame1号」で、バナナ再生プロjジェクトを・・・行う。
この栽培理論で、バナナを再生できる・・ということでプロジェクト推進。
大手商社と組んで・・・行う企画。
クローン、メリクロンの・・・・弊害を・・・木材腐朽菌によって無くすということ。
自然への回帰である。
これをイチゴに応用すれば・・・・というのが「菌根イチゴ」。
メリクローンが発明されてから50年。
「菌根苗」「エンドファイト苗」が・・・次の農業を拓いて行く・・・。
メリクロン苗を「菌根苗」に変化させればよい。
安心、安全なイチゴは、「菌根イチゴ」である。
非常に農薬の使用量を少なくすることが出来る!
木材腐朽菌と共生させた苗生産技術は・・・・特許。
日本再生循環緑化研究所が持つ独占技術である。
日本のみでなく・・・世界の農業に使用される。
イチゴでは・・・東南アジアでの・・・イチゴ栽培が・・・簡単に可能になるかもしれない。
山形県と同じ環境、気象条件の場所なら、無造作に出来る。
四季成りイチゴを・・・四季の変化のない長日条件の・・熱帯高冷地なら出来る。
種子イチゴ・・・。
病害菌は、ウイルスは・・・種子に付かないし・・・種子消毒すれば除去できる。
種子イチゴの良い品種が出れば・・・これを「菌根イチゴ」にすればよい。
「イチゴ満作 Kiwame1号」は、メリクロンの次世代新技術である。
新たなイチゴ栽培が生まれる。
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itigo merikuronn